防衛機制(11) 感情の分離
投稿日:不安や辛い思いに対処する方法の一つが「感情の分離」(以下、分離)です。これは、経験や思考に伴う感情面を認知面から分離して気づかないことにする[…続きを読む]
精神分析の概念である自己の防衛機制について説明しています
不安や辛い思いに対処する方法の一つが「感情の分離」(以下、分離)です。これは、経験や思考に伴う感情面を認知面から分離して気づかないことにする[…続きを読む]
退行は、ストレスがかかった時などに以前の発達段階に戻ったような態度をとることです。子どもを育てた経験がある人は、幼い子どもが疲れた時や空腹時[…続きを読む]
防衛機制について投稿を続けていきます。防衛機制を「未熟な」ものと「成熟した」」ものに分類することがありますが、今回からは「成熟した」防衛につ[…続きを読む]
解離 (dissociation) は、記憶・知覚・意識といった通常は連続してもつべき精神機能が途切れている状態です。自分の適応能力をはるか[…続きを読む]
行動化 (acting-out)は、言語化されない無意識の衝動、欲求、葛藤、感情などを行動によって表現する防衛です。行動化によって、その無意[…続きを読む]
身体化 (somatization) は、抑圧された感情や葛藤が無意識に身体症状になって現れる防衛です。身体化によって、葛藤や衝動、感情に意[…続きを読む]
フロイトによる論文「喪とメランコリー (Mourning and melancholia)」は、フロイトの論文の中でも特によく言及されるもの[…続きを読む]
取り入れ (introjection)は、他者の考え方、価値観、態度などを自分の内に取り入れる心理的な働きを指します。また、同一視 (ide[…続きを読む]
乳幼児期の自己の万能感の空想は、成長につれて養育者が万能だという空想に変わります。大人になるにつれ私たちは、子どもが初めて死や病気、敵対心や[…続きを読む]
引き続き、マクウィリアムズの著書に従って防衛について見ていこうと思います。今回は「万能的支配力 (omnipotent contr[…続きを読む]