心理学あれこれ

「怒り」と「嫌悪」の違い

この二日間は、研修に参加していました。秋晴れの三連休でしたが、私は二日間は部屋にこもってzoomと向かい合っていました。

このように書くと何となく暗い感じがしますが、私はとても満足しており、本当に良い時間を過ごすことができました。運営者の方の熱意、先生の長年のご経験からの知識と洞察、そして他の参加者の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

改めて、ITのメリットを実感しました。全国から参加者が集まり、それぞれの経験を共有してくださったり、グループワークでも率直なフィードバックをくださったり、対面での研修会に勝るとも劣らない、パワフルで有意義な時間でした。

今日は、明日に備えて休むことの優先順位が高いのですが、一つ小咄的に、セミナーで仕入れた知識を共有したいと思います。それは、「怒り(anger)」と「嫌悪(disgust)」についてです。この二つの感情は日常生活ではその違いを意識することが少ないですが、実は明確な違いがあります。「嫌悪」はもともと、嗅覚からの情報をもとに「生命の危機を感じる対象から離れるべし」というシグナルと関係する感情で、その感情を表す時には鼻にシワがよります。他方、怒りの表情に鼻は関係しません。

「夫婦円満の秘訣」でも言及したゴットマン博士の研究によると、喧嘩の際に鼻にシワをよせて言い合いをする夫婦の離婚率は、そうでない夫婦よりも高いそうです。怒りの表明は、互いを理解しあう契機になりえますが、嫌悪の感情を持つようになると、相手を遠ざけたいという(無意識の)欲求を持っていることになるそうです。

確かに、意識的に鼻にシワを寄せてみると、「あっちに行って!」という気持ちが湧き上がってくるようにも思います。でも。。。タイに居たとき、次第にドリアンが好きにもなったなぁ、などとも思い出したりもします。あれは、なんだったのでしょうか。

今日はこの辺で。